静寂ノ声

声にならない叫びをありのまま書きつける。

心配性とせっかち

ぼくは心配性だ。1ミリだけでも不安がさすと、ひょっとしたらああなるんじゃないかと "いらぬ" 心配をする。

 

思えばこの性格は僕自身のせっかちさに起因しているところがあるかもしれないとふと考えた。他人との待ち合わせに決して遅れたくないので多少のトラブルがあっても定刻に待ち合わせ場所へ行けるように逆算して家を出る。結局トラブルなんてものはなくていつも数十分ほど早く着くことになるわけだが、これも起こりうる懸念事項をいちいち考えているという点では心配性に繋がるものがある気がする。

 

ここまでくればぼくが心配性になるのは生まれ落ちたところで決まっていたのかもしれないと、安堵と諦観の狭間に笑みを浮かべることになるのである。